アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告

看護師に関するアンケート

軽度の怪我から入院時まで、なにかとお世話になる機会が多い看護師さん。献身的なケアに救われる人がいる反面、態度や無愛想な表情が気になる人もいるようです。今回は、一般の方々が看護師にどのようなイメージを抱いているのか、そして、看護師はどんな働き方やスキルが求められているのか、皆さんの実体験を踏まえた意見を聞きました。

アンケート属性
アンケート期間 2020年2月5日~2020年3月4日
有効回答者 579名
男女比
年齢分布

(1)あなたの抱く看護師の「仕事」のイメージを教えてください。

看護師の仕事に対するイメージを聞いたところ、「人の命に関わる尊い仕事」(57.0%)、「精神的にも体力的にも大変な仕事」(53.5%)、「夜勤などがあり、時間的に不規則な仕事」(52.3%)が上位の回答で半数を超えました。これら上位の回答は、昨年1月に実施した「看護師のイメージに関するアンケート」と同じ傾向であり、ハードな仕事というイメージは強いですが、こうしたマイナスなイメージばかりに注目するのではなく、人命を守るため昼夜をとわず献身的な姿勢で仕事に打ち込む姿はもっと称賛されるべきでしょう。

その他

  • 人の心と体の健康を支える尊い仕事
  • 医療、看護のみならず、幅広い知識が必要な職業
  • 人の嫌がることを顔に出さない
  • 死に直面するため、死に対して冷静なところ
  • など

(2)看護師の対応や態度が、病院やクリニックを選ぶ理由のひとつになることはありますか。

「看護師の対応や態度が、病院やクリニックを選択する理由になる」と回答した人は全体の6割強を占め、非常に多い結果となりました。

(3)これまでに、あなたやあなたのご家族が接した看護師、ケアしてくれた看護師の中で、特に「素敵だな」と感じた看護師の態度や行動は何でしたか。

これまで担当してくれた看護師の中で印象的だった看護師の態度や行動は、「いつも笑顔で対応してくれた」(45.9%)、「丁寧に処置してくれた」(44.2%)、「やさしさや思いやりが感じられた」(42.7%)が上位の回答でした。今回のアンケートでは、「患者さんの印象に残る看護師像」を実体験に基づいたかたちで聞いていますので、『いつも笑顔』、『丁寧な処置』、『思いやりの心』ということが実に大切なことがわかります。

その他

  • 言葉遣いが丁寧ではきはきしていた。
  • 無駄のないテキパキと動く行動力と正確で責任感のある素敵な看護師さんで、とても信頼感があった。
  • 私のことを考えてアドバイスしてくれた。
  • 私が号泣している時そばにいてくれて、声をかけてくれて、感動した。
  • 知らないことに対して、自ら学んで改めて説明してくれた看護師さんがいた。とてもありがたかった。
  • など

(4)【自分や家族にケアをしてくれた看護師の中で不満を感じたことがある人向け設問】不満を感じた理由を教えてください。

一方で、これまでにケアをしてくれた看護師の中で不満を感じた看護師はいるか、という問いでは、全体の4割弱が「いる」と回答しました。不満だった理由は、「イライラしているように感じた」(44.6%)、「笑顔がなく、無愛想だった」(43.2%)、「処置が雑だった」(38.3%)が多い回答で、先の「素敵だと思った行動・対応」の逆の行動が上位にあがりました。時間的に不規則で、体力的にも精神的にもハードな仕事ですので、どうしても、気持ちが不安定だったり、忙しかったりすると、行動に表れてしまうようです。

その他

  • キツイ口調で話された
  • 患者に対してひどい言葉を投げつけていた。
  • 患者(人)によって、異なる対応をされた。好き嫌いがあった。
  • 病気の特性を無視した対応をする
  • 自分の話ばかりして話を聞いてくれなかった。
  • 痛みで早く歩けないのに先にスタスタ行くなど気遣いが足りない
  • いつも笑顔の看護師さんだったが、仕事面は責任感が無くいい加減だった。
  • 病名を勝手に本人に話してしまった
  • など

(5)現在、医療業界には、高齢化や地域包括ケアの推進、がん患者の増加、外国人患者の急増、医師不足など、さまざまな課題がありますが、今後看護師に最も身に付けてほしい専門的な知識やスキルを教えてください。

今後看護師に最も身に付けてほしいスキルや知識は、「高齢者を支える老人看護の知識」(44.4%)が最も多く、唯一4割台となりました。これに、「がん患者やその家族のQOLを保つがん看護の知識」(37.7%)、「地域の保健、医療、福祉の発展に貢献する地域看護の知識」(37.1%)、「在宅療養を支援する在宅看護の知識」(35.1%)がつづきました。看護師の皆さんには、自身の持つキャリアや経験を活かして幅広く活躍してほしいと思われています。

その他

  • 外国人に対応する語学力
  • 依存症、LGBTに関する知識
  • 発達障害者や理解されにくい個性を持った人達への理解、対応スキル
  • 精神的サポートに特化したスキル
  • 知識やスキルというよりも、一般的に最低限の常識やマナー
  • など
"看護師の対応や態度は、患者の病院選びに影響を及ぼします。""看護師の好感が持てた態度は、『いつも笑顔』、『丁寧な処置』、『思いやりの心』であり、このような接し方は、患者の心に響きます。"逆に不満に思う行動は、『イライラしている』、『笑顔がない』、『処置が雑』でした。看護師の仕事は体力的にも精神的にもハードですので、忙しいと態度に出てしまいがちですが、昼夜を問わず献身的な姿勢で仕事に打ち込む姿を周囲の人は評価しているはずです。今後は老人看護、がん看護、地域看護での活躍が期待されており、患者に寄り添う姿勢は、より一層重要になってくるでしょう。

「看護師」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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